Salesforceレコードを一括更新する方法|標準機能と効率化ツール
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更新日:2026.08.19
Salesforceでレコードを一括更新する際は、手作業やデータローダーなどの準備が負担になることがあります。本記事では、標準機能の特徴と、Salesforceの入力・更新操作にかかる負担を軽減する選択肢を解説します。
なぜSalesforceでレコードの一括更新は大変なのか
1件ずつ手作業で更新するには手間がかかる
Salesforceではレコードを開いて個別に編集するほか、条件を満たせばリストビューのインライン編集も利用できます。ただし、対象項目やレコードタイプなどに制約があります。
オブジェクトを跨いでいる場合、入力工数が膨らむ
更新する項目が多くオブジェクトを跨いでいる場合、手作業では画面遷移する前に保存する必要があります。一括更新の方法としてはデータインポートウィザードやデータローダーがありますが、CSV作成や項目マッピング、既存レコードIDの用意などの下準備が欠かせないため、実務の工数は結局かさみがちです。
入力漏れ等データの品質が悪くなるリスクがある
担当一人一人が入力する運用では、入力漏れや形式のばらつき、重複を招きやすいのが実情です。Salesforceには入力規則で保存前に不正な値を弾いたり、重複管理で重複を検知したりする機能がありますが、定義されていないミスはすり抜けてしまいます。
標準機能でレコードを一括更新する方法
データローダーを使う方法(メリット・デメリット)
データローダーは、CSVを用いてインポート・更新・削除・エクスポートが行えるクライアントアプリケーションです。ドラッグ&ドロップでの項目マッピングや大容量データ対応、成功/エラーログの出力、自動処理向けのコマンドラインなどを強みとしています。 一方でインストールとCSVの整備が前提となるため、事前設定や運用に対する「慣れ」が必要です。また利用には権限が必要となります。
データインポートウィザードを使う方法(メリット・デメリット)
データインポートウィザードは、ブラウザから使える一括取り込み機能です。取引先/取引先責任者/リードなどの標準オブジェクトやカスタムオブジェクトの追加・更新に対応するとともに、Salesforce IDを用いた更新や項目マッピングも可能です。 一方で、対象や機能に制約があり、大量更新や複雑な操作には不向きです。更新するにはSalesforce ID等の準備も必要になります。
リストビューで一括編集でできる範囲
少量の更新であれば、Salesforceのリストビューで一括編集する方法が候補になります。対象項目やレコードタイプ、必須項目、項目間の依存関係などの条件を確認して利用してください。
現場でよくある「一括更新の困りごと」
大量データを処理するときの手間
数千から数万件規模では、CSVの整備や項目マッピング、重複・形式のクレンジングなど前処理が必須です。加えて、データインポートウィザードの上限(5万件)やファイル/レコードサイズの制限(最大100MB・1レコード約400KBが目安)にも注意が必要です。公式ドキュメントでは、事前準備と結果ログの確認が推奨されています。実務では、データを段階的に分けて投入しなければならないという手間が生じます。
管理者しか対応できないケースが多い
一括更新の実務では、ユーザー権限によって作業が制限されることも多くあります。データインポートウィザードが利用できるかどうかはユーザーの権限に依存し、データローダーの操作に特定の用途では「Modify All Data」など強力な権限が求められる場合もあります。そのため、一般ユーザーだけでは対応しきれない場面があるのが現場の実情となっています。
Excelに近い画面で一括更新する方法
一つの画面上で複数レコードを一括編集できる
Mashmatrix Sheetは、SalesforceをExcelのように編集・閲覧する方法の一つです。一覧画面で複数レコードを選択し、コピー&ペーストでまとめて編集・更新できるため、条件に合えば入力や画面遷移を減らせます。
コードを書かずに操作できる
Mashmatrix Sheetでは、フィルターや並べ替え、複数セルのコピー&ペースト、一括更新などを画面上で操作できます。必要な学習量や習熟期間は、利用機能と運用ルールによって異なります。
複数オブジェクトを跨いだ一括操作も可能
Mashmatrix Sheetでは、親・子・孫といった関連関係を持つ複数のオブジェクトを横断し、一画面で表示することができ、登録・一括編集・更新することも可能です。連動シートや分割レイアウトを活用すれば、多階層のデータ構造を俯瞰しながら閲覧・編集できるため、関連リストの代わりに、関連リストに表示しているレコードを一覧表示可能で、比較もしやすくなります。部門横断の棚卸しやマスターの更新を一斉に反映する作業も、効率良く進められるでしょう。
まとめ|標準機能と外部ツールを組み合わせて効率化
まずは標準機能でできることを整理
まずはSalesforceの標準機能を確認しましょう。リストビュー、データインポートウィザード、データローダーの対象や制約を整理し、自社の件数・権限・作業頻度に合う方法を選びます。
より効率化したいならMashmatrix Sheetを活用
「もっとラクに更新したい」と感じたら、Mashmatrix Sheetを取り入れるのも選択肢です。Excelやスプレッドシートのような操作感で複数レコードを一括編集でき、コピー&ペーストで一度にまとめて反映できます。標準機能と組み合わせれば、日常の更新負荷をさらに軽くすることができるでしょう。
Salesforceの運用全体をチェックしよう
一括更新の方法だけでなく、重複管理、入力規則、承認プロセス、権限も定期的に見直しましょう。運用全体の確認には、Salesforceの使いにくさを改善するためのガイドも参照してください。